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東雲山 眞弘寺 略縁起
開基阿部眞道師は農家の後継者とし生まれますがリュウマチの難病にかかり農家を断念。
お大師さまに身を委ねて四国八十八ヶ所の旅路に出たのが齢三十歳の頃。
幽谷の大自然の中に身を投じ、み仏の冥護を感ずるところあり。
心に信火を灯し、ついに僧侶となる決心をする。 高野山にて修行を積み、北海道開教の特命受けて網走へ向かう。
時、開墾の鍬が入り未だ日が浅い、永山村字トウマの屯田開拓の地に一夜の宿を得、
その折、同郷同信の屯田兵等に囲まれて永住を墾請され、現在地の当麻に止まることに余儀なしとす。以来、この地を開教の地を定める。
本山より授かった本尊弘法大師に日夜墾念し、布教の熱弁は人々の胸を打ち恩徳を受 ける人の数は知れません。
二世真城師も先代師匠と同等の活躍で布教道に専念し、諸堂宇庫裡の輪奐を美しく整 え今に至る
修行大師像
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